洗濯機が排水しない。
排水のエラーが出る。
という依頼で訪問すると
半分以上の方が排水口の詰まりが原因ですね。
あくまでも目安ですが修理を依頼した場合、排水口の掃除5000〜10000円程、分解を含む排水経路の詰まり除去10000〜20000円程かかります。
今回は排水口のお手入れ、点検方法を説明していきます。
排水口
排水口の位置は設置環境によって変わります。
まずは環境を確認しましょう。
排水口が洗濯機の横にあるケース
比較的に簡単にできます。
排水口が洗濯機の真下にあるケース
かさ上げ(20センチ以上)をしていてる場合は1人でもできますが、そうでない場合は洗濯機を傾ける必要があり2人で作業しないと難しいのがほとんどですね。
1人でやる場合は槽の水を全部抜いて厚みのある布(毛布)など引いてから前に倒して下さい。
洗濯機を傾けながらやる方法
①ぞうきん、バケツを用意
②洗濯機のコンセント、アース、蛇口を閉めて給水ホースを取り外す。(洗濯機側だけ外して蛇口側で取らない様にする。蛇口側で外すと継ぎ手のパッキン(ゴム)がズレて水漏れの原因になります。)
③1人が洗濯機を前倒し(排水口が手前にある場合は後ろ倒し)に傾けてもう1人が排水口をお手入れする(排水ホースの位置を間違えないように気をつける。)
④元通りにして洗い、脱水運転をして症状の改善、排水口差し込み口の水漏れ、ホースの取り回しが間違えてないか確認しましょう。
ホースの取り回しを間違えると異音、破損の原因になるので気をつけて下さい。
2人でやればどうにかなりますね。
かさあげする事で大体は1人でお手入れ出来るようになります。
ホース内の詰まり
道具(ドレンホースクリーナー)を使って詰まり除去しましょう。(ドレンホースクリーナはエアコンの排水ホース詰まりにも使えますよ)
お水が入ってる状態で脱水運転をしながらやる方法です。詰まりが解消した時に大量に水が出るので、すぐにコンセントを抜ける、電源を切れる状態でやった方がいいです。
縦型洗濯機の真下では絶対にこの作業はやらないで下さい。
モーターなどで手を巻き込んでしまった場合、大事故になります。
これでも水が排水されない場合は排水弁、排水するモーターの故障、
内部の分解作業が必要なので修理依頼をした方がいいでしょう。
自分で解決することができれば余計な出費を払わなくて済みますので洗濯機の排水トラブルで困ってる方は試してみて下さいね。
どうしても自分で弁の分解、詰まり除去したい場合は下記部分へ
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