現役で出張修理をしてる”まちら”です!
年間で400台以上の家庭用エアコンを修理してます。
最近では多機能なエアコンが増えてきてますね。
何を選んだ方がいいのかわからない
という方は大手量販店に行くのが大半だと思います。
多機能なエアコンを勧めるのはいいですが、
デメリットについて説明されてる事は少ないです。
買わなきゃよかった
と購入後に後悔される方は多いです。
(特にクリーニング依頼時に多いですね)
今回は量販店では教えない様な多機能エアコンのデメリットついて紹介します。
フィルター自動清掃機能付きのデメリット
基本、フィルター自動清掃機能は不要です。
自分でフィルターを洗える環境であれば自動掃除機能がついてないタイプを選んだ方がいいですね。
フィルター自動清掃機能はデメリットが多い機能です。
・エアコンクリーニングが高くなる。
(シンプルなタイプに比べると相場は約2倍になる)
・故障するリスクが高くなる。
・油、煙を吸ってしまうとブラッシングで汚れを取ることができず結局自分でフィルターを掃除する。
このことからフィルター自動清掃機能よりもシンプルな構造のエアコンがオススメです。
ただし、
・高い位置に室内機が設置されていて脚立を立ててもフィルターが触れない。(4m以上の高さ)
・高齢者でフィルターのお手入れが困難。
という環境であれば、フィルター自動掃除機能エアコンの取り付けを検討されてもいいですね。
容量が大きいエアコンだと
容量が大きいと強制的についてる
という事が多いですね。
安心して下さい!
フィルター自動掃除機能無しでも大きい容量がありますよ。
フィルター自動清掃機能で誤解してること
”完全にフィルターを掃除しなくていい”と勘違いされてることが多いです。
基本的には1シーズンに1度は点検が必要ですね。
(取扱説明書に記載されてますよ)
また、内部クリーンとフィルター自動清掃は全く別物です!
(内部クリーンとは、、、運転終了後に中を乾かしてカビの繁殖を防ぐ運転)
ファンの自動清掃(ブラッシング)機能エアコンのデメリット
商品代がとにかく高いです。
シンプルな機種を選んで使用頻度に合わせてクリーニングをした方がコスパがいいですね。
機械に掃除させるよりクリーニングを頼んだ方が確実にキレイになります。
量販店に見に行きましたが
摩耗でブラシがすり減って汚れ落ちが
悪くなりそうな気がします、、、、
空気清浄機能付きエアコンのデメリット
こちらの商品代も高いです。
コスパが悪すぎます。差額分で空気清浄機置いた方がいいですね。
フィルターが天板にあるので
脚立が必要になり、お手入れが
面倒になりそう、、、
換気機能付きエアコンのデメリット
・外から空気を取り入れる為
猛暑日、真冬日に使用すると熱効率が悪くなる。(効きが悪くなる。)
・結局のところメーカーでは
定期的に換気、窓を開けながら使うのを推奨してる事。
(ダイキン公式ホームページの製品ラインナップ部分に小さく記載されてますよ)
・設置時に配管が増える(3本から4本になる)為、配管穴の環境によっては
設置すらできない場合がある。
ただし、
・部屋に窓が無い場合
・窓を閉めっぱなしにしなければならない環境
であれば換気機能付きエアコンを検討してもいいですね。
修理のプロが勧めるエアコンとは?
シンプルなエアコンがベストです。
エアコンはあくまで冷暖房する機械として考えた方がいいですね。
多機能の部品が故障して肝心な冷暖房が使えないとエアコンとして意味は無いです。
いろんな機能をつけすぎては故障リスクが上がりますよ。
多機能なエアコンがダメとは言いませんが、本当にその機能が必要なのか一度考えてから購入された方がいいですよね。
故障が少ないメーカーとは?
同業者、個人電器店に確認したところ
故障が少ないメーカーはパナソニックという意見が多かったですね。
購入するならパナソニックが1番オススメ!
フィルター自動清掃がついてないシンプルなエアコンです。
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